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日本
ニュースリリース

2024年5月16日

「GFXシリーズ」の撮影領域を広げる超望遠レンズが登場

「フジノンレンズ GF500mmF5.6 R LM OIS WR」新発売

軽量設計、強力な手ブレ補正、高速・高精度AFを備え、写真表現の幅を広げる

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサー※1を搭載したミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ GF500mmF5.6 R LM OIS WR」(以下、「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」)を2024年6月28日より発売します。
「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」は、「GFレンズ」のラインアップで最長※2となる超望遠500mm(35mm判換算:396mm相当)の領域を撮影できる超望遠単焦点レンズです。レンズの焦点距離を拡大する「フジノン テレコンバーター GF1.4X TC WR」との組み合わせにより、最長700mm(35mm判換算:554mm相当)相当の焦点距離で撮影可能です。また、手ブレのセンシング精度の向上と、最適な機構設計により6.0段※3の強力な手ブレ補正機構を実現。超望遠レンズながら質量を約1,375g※4に抑え、高い機動性を備えています。

「フジノンレンズ GF500mmF5.6 R LM OIS WR」

「FUJIFILM GFX100 II」装着時

「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」は、「GFXシリーズ」が誇る、ディテールまで精緻に描写する高い解像力との相乗効果により、スポーツの決定的瞬間に飛び散る選手の汗や、野生動物の皮膚に刻まれたシワ、鳥の羽の1枚1枚など、肉眼では感じることのできない臨場感や細部を高精細に描写します。一般的にサイズが大きくなりやすい超望遠レンズを小型軽量化し、さらに高速・高精度なAFを実現しているため、高い機動力が求められるスポーツ撮影や野生動物・野鳥撮影にて「GFXシリーズ」を使った超望遠撮影が可能。手ブレの影響を受けやすい超望遠領域での手持ち撮影も快適にお楽しみいただけます。
「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」は、一般的に大型センサー搭載のデジタルカメラでは難易度が高かった超望遠撮影を可能にし、写真表現の可能性を切り拓きます。

  • ※1 対角線の長さが55mm(横43.8mm×縦32.9mm)で、35mm判の約1.7倍の面積を持つイメージセンサー。
  • ※2 2024年5月16日現在。
  • ※3 CIPA規格準拠ピッチ/ヨー方向。
  • ※4 レンズキャップ・フード・三脚座含まず
1. 製品名、発売日、価格
製品名 発売日 希望小売価格(税込)
「フジノンレンズ GF500mmF5.6 R LM OIS WR」 2024年6月
<2024年6月6日追記>
2024年6月28日
606,210円
2. 製品特長
1) 「GFレンズ」史上最長となる超望遠単焦点レンズ
  • 「GFレンズ」史上最長となる超望遠500mm(35mm判換算:396mm相当)の焦点距離を備え、スポーツ撮影や野生動物・野鳥の撮影で活躍します。
  • レンズの焦点距離を拡大する「フジノン テレコンバーター GF1.4X TC WR」との組み合わせにより、最長700mm(35mm判換算:554mm相当)相当の焦点距離を実現。
  • スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ5枚を含む14群21枚の贅沢なレンズ構成を採用。超望遠レンズ特有の色収差を徹底的に抑制し、高い解像性能を実現。超望遠ならではの肉眼を超えた情報量を余すこと無く描写します。

スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ5枚を含む14群21枚のレンズ構成を採用。

©Federico Tardito
スポーツ撮影で超望遠と高い解像性能を生かした撮影表現をお楽しみいただけます。

2) 軽量設計とタフネスにより、シーンを問わず長時間撮影の負担を軽減
  • 構成部品を見直し、極限まで軽量化した部品設計を行うことで、超望遠撮影の常識を覆す質量約1,375gを実現しました。また、各レンズの軽量化に加え、EDレンズとスーパーEDレンズの最適な配置により、小型化に伴い発生しやすい色収差を極限まで抑え、小型軽量と高い解像性能を両立しました。
  • レンズ前玉が大きくなりやすい超望遠レンズながら、最適なレンズ配置により、レンズ前方の重さを感じることのないホールド感を実現。快適で負担の少ない超望遠撮影をお楽しみいただけます。
  • 鏡筒の18か所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。さらに、レンズの前玉にはフッ素コーティングを行い、撥水・防汚性能も備えます。悪天候下での長時間撮影にも安心して使用いただけます。
3) 6.0段の強力な手ブレ補正性能を発揮
  • 手ブレのセンシング精度の向上と最適な機構設計により、6.0段の強力な手ブレ補正機構を実現。手ブレの影響を受けやすい超望遠領域での手持ち撮影を快適にお楽しみいただけます。
4) 快適な操作で高速かつ静音で高精度なAFを実現
  • 高い解像性能を維持しながらもフォーカスレンズを小型軽量化。さらに、リニアモーターによりフォーカス群を駆動させるインナーフォーカス方式を採用することで、最短約0.31秒※5の高速かつ静音なAFを実現しました。高度なピント合わせが求められる超望遠領域の撮影でも、被写体を素早く正確にとらえることができ、決定的瞬間を逃しません。
  • 「SETボタン」※6であらかじめ設定した位置にピントを瞬時に移動させることができるフォーカスプリセット機能を搭載。狙った被写体へのピントを再調整する必要がないため、撮影時の操作負担を軽減できます。
  • ピント合わせの際にレンズの駆動範囲を制限するフォーカスリミッター機能※7を搭載。5m以上離れた被写体を撮影する時にレンズの駆動時間を短くすることができ、高速AFを実現します。
  • レンズ鏡筒の先端部に「フォーカスコントロールボタン」※7を配置。「フォーカスセレクトスイッチ」※6で割り当てたお好みの機能を瞬時に呼び出して、スムーズなAF操作が可能です。
  • ※5 CIPAガイドライン準拠、内部測定方法。「FUJIFILM GFX100 II」装着時。位相差AF使用時、ハイパフォーマンスモードON時でのAF速度。
  • ※6 「FUJIFILM GFX50S」で「SETボタン」「フォーカスコントロールボタン」「フォーカスセレクトスイッチ」を作動させる場合は、カメラ本体をVer3.10以降へファームアップする必要があります。
  • ※7 フォーカスリミッター機能は「フォーカスプリセットボタン」により作動できます。
GF500mmF5.6 R LM OISWRの操作部
ニュース用画像データ
更新履歴

2024年6月20日更新
2024年6月6日更新
2024年5月16日

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